チロシン

L-チロシンは多くの食品に含まれ、特にチーズ・たらこ・大豆などに多い。非必須アミノ酸であるが、ドーパミン・アドレナリン・ノルアドレナリンの神経伝達物質の前駆体であり、「学習・やる気・注意」に関係しているとされる。

L-チロシンと脳機能

抗急性ストレス作用

急性のストレス下での、ワーキングメモリ・気分・多くの認知機能の低下を防ぐ"多くのエビデンス"がある[1][2][3][4][8][9]

急性ストレスによる血圧上昇を防ぐことが示唆されているが[3][9]、他の臨床試験では心拍と共に影響がみられていない[8]。カテコールアミンレベルを上昇することにより、認知機能が向上するのなら効果は”ごく短い間だけ”であるとみられる。いくつかの動物実験では、ドーパミンレベルが投与後に急速にベースラインに戻ることが示されている[7]

睡眠不足による認知機能低下の予防

ある研究では、L-チロシンの補給と「覚せい時間の延長」の関連性を示した。150mg/kgは、睡眠不足から起こる認知能力の低下を軽減するとした[10]。2003年度に行われた同量を用いた臨床試験でも、同様な結果を見せている[6]。しかし、高用量なら、L-チロシンでなくても他のアミノ酸でも似たような結果がみられる可能性はある。

摂取量

L-チロシンは、急性ストレッサー(運動・冷水・睡眠不足による)の約30-60分前に、500-2000mgが標準用量とされる。しかし、ヒトにおける急性の抗ストレス作用をみせる臨床試験では、運動の60分前に100/150mgの用量が最も使われている。この用量は、70kgのヒトに対して7-10gである。

実際にサプリメントとして使われる用量と、臨床試験でポジティブな結果が出てる用量とでは大きく開きがある。

副作用・安全性

偏頭痛

チロシンは通常、ヒドロキシル化を経てL-ドーパに代謝されるが、脱炭酸反応に関係する”もう一つの経路"は、チラミンのような微量アミンの蓄積に繋がる。科学者によると、この異常な蓄積は偏頭痛を引き起こすと提唱している[11]

こんな人にお勧め

  • 急性的なストレス受ける環境下にいる人

L-チロシンお勧めサプリメント

Now Foods, L-Tyrosine, 500 mg, 120 Capsules