セマックス(Semax)

セマックス(Semax)は、ペプチドホルモンの一つである副腎皮質刺激ホルモンのACTH4–10類似体である。ACTH4-10とは異なり、メラノコルチン4受容体のアンタゴニストであると考えられている。

ロシアでは、脳卒中後の治療で神経保護薬として使用されている[1]。動物モデルにおいて、海馬BDNF・trkB発現の増加させ、また併用で精神刺激薬の効果を増強するとみられている[2][3]

健康者に対して行われた臨床試験では、アルファ脳波を増加させ、記憶力・集中力が要求されるタスクの向上をみせた[4]

摂取量

標準用量: 0.1~1.0mg(鼻腔用スプレー)

研究

  1. [A nootropic adrenocorticotropin analog 4-10-semax (l5 years experience in its design and study)].
  2. Semax, an analog of ACTH(4-10) with cognitive effects, regulates BDNF and trkB expression in the rat hippocampus.
  3. Semax, an ACTH(4-10) analogue with nootropic properties, activates dopaminergic and serotoninergic brain systems in rodents.
  4. Synthetic acth analogue semax displays nootropic-like activity in humans