アセチル-L-カルニチン

L-カルニチン(L-3-hydroxytrimethylamminobutanoate)は、動物の組織(肉製品)や牛乳に極まって存在する”天然アミノ酸”である。また、母乳の成分でもある。二つの必須アミノ酸のリジン、及びメチオニンから体内で合成することもできる。これらのソースのため、「雑食か菜食で作用が変化する栄養素」の一つであると知られている。

アセチルL-カルニチンと脳機能

L-カルニチンの抽出物であるアセチルL-カルニチン(ALCAR)は、ミトコンドリアの脂肪燃焼機能を改善することによって、ミトコンドリア機能障害や加齢による認知障害を緩和する。

軽度認知症・アルツハイマー病の緩和

2003年度に発表されたメタアナリシスでは、90の研究の内、21の研究が評価基準に達した。それらは、1983年から2000年までに出版されたランダム化、二重盲検法、プラセボ対照試験によって行われた研究で、期間は3ヶ月から12ヶ月、用量は1500mgから3000mgであった。

結論では、有益な効果は、臨床尺度と心理テストにおいて見られた。Alcarの有益性は3ヶ月目の時点で見られ、時間と共に向上する。全ての研究でAlcarは良好な忍容性を示した[1]

精神的な疲労度の軽減

カルニチンは、筋持久力の低い、あるいは慢性疲労をかかえる高齢者に対して疲労を軽減するのに効果的である[2][3][4][5]。多くの使用者の話では、カフェインのような”軽い刺激性”があることで知られている。しかし、身体的に引き起こされた疲労に関しての疲労回復の効果を示すエビデンスは少ない[5]

脂肪燃焼による追加エネルギー

脂肪燃焼効果は、被験者がカルチニン欠乏状態にない限り、影響はないようである[8][9][11]。欠乏状態は、ヴィーガニズム、菜食主義、加齢、肉からのカルチニン摂取が低い食生活、カルチニンの代謝障害などが含まれる[10]

上記の欠乏状態にあるなら、健常者でもカルチニンの脂肪燃焼効果の恩恵が受けれるようである。

摂取量

メタアナリシスでは、用量による効果の違いは見られていない。標準用量は500〜2000mgである。

安全性・副作用

21名の健康な男性に対して行われたL-カルニチンの安全性を調べた臨床試験では、3g/日を3週間で、血液パラメータや酵素に異常がみられなかったとし、通常の用量(500~2000mg)では毒性はないようである[12]

こんな人にお勧め

  • 認知機能低下が気になる高齢者
  • 日常的に肉類をあまり食べない菜食者
  • カフェインの代わりとしても人気

お勧めAlcarサプリメント

「ずば抜けたコスパ」になるのがPrimaforce製のアセチル-L-カルニチンである。米AmazonでベストセラーになっているNow製(500mgx100)と比べると、1日辺り500mgの摂取で約19円であるが、この商品だと約4円である(Iherbで購入した場合の比較)。米アマゾンでもトップページに来る商品であり、それなりの評価も受けている。

パウダーフォームの方が格安で、Alcar自体安全なため分量を間違えても問題はない(500mgのスプーン付き)。

Primaforce, Alcar、アセチル-L-カルニチン、味付け無し、パウダー、 250 g