スマートドラッグ・ヌートロピックまとめ

進化がより良い脳を与える前に、人は何もせず何百万年も待つことはない -Corneliu E. Giurgea

ヌートロピックとは?

1972年、ルーマニアの心理学者であり化学者でもあるCorneliu Giurgeaは、ギリシャ語の「心」と「ターン」から新しい造語、「ヌートロピック」を作った。彼の言うヌートロピックの定義を要約すると、安全に認知機能を保護・改善・向上させる物質である。

スマートドラッグ(頭が良くなる薬)とも呼ばれ、記憶力・学習力・集中力・注意力・創造力・やる気などの認知機能を向上させる薬品・サプリメント・食品のことを指す。

ヌートロピックの認知機能向上は、神経細胞の代謝促進、酸素や神経伝達物質の供給力の調整、血流の増加、脳波の変化、神経栄養因子の増加などによって効果が発揮する。

スマートドラッグとの違いは?

Youtubeで『Smart drug』と検索すると、ほぼモダフィニルのことである。反対に『nootropic』と検索すると、ラセタム系から栄養素などサプリメントが主に紹介されている。

しかし、海外や日本の掲示板では、ヌートロピックとスマートドラッグの使い分けはされていない。

アデロールやモダフィニルのような覚せい作用があるものは、一時的には認知能力を向上するとみられるが、長期使用時の副作用の点から言えばヌートロピックの定義からは外れるかもしれない。しかし、就職活動や試験前などで短期的にでも、認知機能・やる気を上げなくてはならないことは、現代の社会で必要なことも事実である。

海外では、刺激性や依存性が高いマリファナ・LSDでさえも、低用量で常用しなければ安全的に認知機能を向上できるという主張も多い。日本でよく考えられる薬物の乱用ではなく、仕事での生産性・創造性・集中力を高めるために使われる。

近年の爆発的な人気

Googleトレンドで見ても近年の人気上昇は凄まじい。これは、2011年から2016年度の『smart drug(赤)』と『nootropic(青)』のGoogleでの”検索数”を比較したものである。日本ではスマートドラッグの方が認知度が高いが、海外ではヌートロピックが使われている。

ヨーロッパで作られ研究が進められてきたヌートロピックであるが、この上昇はアメリカ国内によるもので、世界的規模で見ても今後も伸びる可能性が高い。


ここ数年では、人気の上昇も伴い学生の間で"蔓延"していることが問題となっている。

2016年にはスマートドラッグが特集としてBBCで取り上げられた。タイトルは『My 'smart drugs' nightmare(スマートドラッグの悪夢)』と衝撃的なタイトルが付けられた。このドキュメンタリーでは、スマートドラッグ使用者のインタビューから始まり、実際に個人輸入、服用、そして認知力テストまで行う。

注意力テストでは、イギリス全体の”上位5%”から、モダフィニルの服用で”上位2%”まで短期間でスコアを伸ばした。しかし、彼は皮膚には斑点ができ、睡眠もできず、食欲もなくなり、「今後スマートドラッグを使うことはない」と述べている。

知っておくべき危険性

長期的服用による副作用

ほとんどの成分は、長期的な服用による副作用については検証されていない。さらに、研究は認知症・アルツハイマー病などに治療に向けられたものであり、被験者の多くが高齢者である。10〜20代の健康的な脳の発達にどう影響するのかは、明らかになっておらず気をつけたい点である。

詐欺・偽薬の蔓延

近年の需要の増加に伴って、スマートドラッグ・ヌートロピックを主製品とする会社の急増している。誇大広告、表記偽り、完全な偽薬などの報告が出てきている。

海外の掲示板(Reddit)では、2013年度から薬品の分析証明書(Certificate of Analysis)をまとめる独自のプロジェクトを開始している。また、自社ラボを持つLabDoorConsumerLabのようなサイトでも、主にサプリメントのクオリティーの情報を提供している。

人によって効果が違う

私たちの脳は複雑で独特である。動物実験で出る症状の、全く反対の症状がヒトに出ている臨床試験は多く存在する。性格・年齢・人種によっても薬の反応が違ってくる。

また、自分が不足している栄養素を補うことにより、認知機能が改善することが多い。しかし、人によっては過剰摂取により、悪い症状がでる可能性がある。

最初は、少量のいろいろなスマドラを購入して、自分に合うかどうか”試してみる”ことをお勧めする。

神経伝達物質の過度な操作

脳内の神経伝達物質の過度な操作は、うつ病・セロトニン症候群、不安神経症、精神刺激薬精神病などの"深刻な病気"や”依存症”などにつながる恐れがある。

薬の併用

スマートドラッグをやる人は、何種類もスタックさせことが多い。抗うつ剤で人気なセント・ジョーンズ・ワートもパキシルなどの抗うつ薬と併用すると、船酔い症状、吐き気、疲労感などの症状がでる。スタックする際は薬の相互作用がないか、よく調べる必要がある。

ヌートロピックを始める前に

運動・睡眠・食事による認知機能の改善をまず目指すべきである。これらは、副作用もなく科学的証拠も揃っている。

運動

2013年度のコクランのレビューによると、運動はうつの症状を軽減すると示した[6]。またメタアナリシスによると、有酸素運動は、認知症にない大人に対して実行機能と記憶力を強化するようである[5]

運動と認知機能の改善・向上の関連性は、文章で十分に立証されている。副作用もなく、スマドラを試す前に、公園までジョギングする習慣を付けるべきである。

睡眠

ほとんどの人が十分に睡眠を取ってないとされるが、睡眠は認知機能に非常に重要な役割を果たす[4]

強い光は、自然に生産されるメラトニン(睡眠ホルモン)を抑制する[3]。また、朝に光を浴びることは、体内時計を調節するために重要である。光を浴びないことは、うつ病のような症状を引き起こし、睡眠開始時刻が遅れていく[1][2]

初心者おすすめヌートロピック

安全性を重視したビギナーガイドページ(Reddit)でおすすめリスト

スマドラ界で信頼されているスマドラ研究者『Gwern』のおすすめランキング
  1. モダフィニル/アルモダフィニル(個人輸入したら逮捕されます)
  2. メラトニン
  3. カフェイン+L-テアニン
  4. ニコチン
  5. ピラセタム+コリン
  6. ビタミンD
  7. スルブチアミン
  8. フィッシュオイル
コスパ重視な管理人がオススメするスマドラ
  1. L-テアニン+カフェイン+コリン
  2. アシュワガンダ(KSM-66)
  3. ビタミンD
  4. メラトニン

どこで購入するの?

Iherbで買えるものは、Iherbで買いましょう。それ以外は、海外で信頼できるとされている人気なサプライヤーリストから購入(日本で違法薬物として扱われてないかしっかり調べる)。

10%引きのクーポンもサプライヤーリストの下にあります。日本のサイトで個人輸入代行は、ボッタクリ価格が多いので注意すること。

参照

  1. Antidepressant and circadian phase-shifting effects of light.
  2. Bright light effects on body temperature, alertness, EEG and behavior.
  3. Violet and blue light blocking intraocular lenses: photoprotection versus photoreception
  4. Sleep deprivation: Impact on cognitive performance
  5. Aerobic Exercise and Neurocognitive Performance: a Meta-Analytic Review of Randomized Controlled Trials
  6. Exercise for depression.