アルファGPCとは

  • アルファGPC(グリセロリン酸コリン)は、最も血液脳関門(BBB)を通過しやすいコリンソースである。経口摂取後、アルファGPCは海馬のアセチルコリン合成・放出を増加させるホスホリルコリンに変換される[1]
  • 大豆・卵黄などの一般食品に含まれるレシチンから製造される。また、母乳に含まれる自然な成分でもある。リン脂質の代謝産物として脳の組織内に存在している。
  • アルファGPCは、重量の約40%がコリンソースである。また、急速に空気中の水分を吸収する特質があり、ジェル・ペースト状になりやすい。そのため、カプセル化されるか、パウダーフォームの場合は品質の保持のため、50%の微粒二酸化ケイ素で薄められて販売される。

アルファGPCと脳

持続性注意力の向上

  • 19名の若く活発な健常者を対象とした調査では、激しい運動後、カフェインとホスファチジルセリン・アルファGPCと併用で、注意力・反応速度の低下を防ぐ効果があるとしている。
    コリンビタルタレートやCDPコリンにおいても、健常者に対して、カフェインの効果をブーストするエビデンスが複数ある。実際、カフェイン+シチコリン(CDPコリン)を含む「持続性注意力・反応速度の向上」を目的としたヌートロピック飲料が、海外では販売されている。コリンが飽和状態の方が、カフェインの効果が持続するようである。

認知症の治療目的

  • 4054名の幅広い認知症患者、13の臨床試験が精査されたメタアナリシスでは、ミニメンタルステート検査のスコアにおいて、10-26%(変性疾患)、8-30%(血管疾患)の着実な改善がみられている[11]
  • 2つのCDPコリンとの比較調査では、アルファGPCの方が認知症に有益であるとを示す[9][10]
  • アルツハイマー患者を対象とした、L-カルチニンとの比較調査では、「アルファGPCに、ほとんどの神経心理学的パラメータで明らかな向上」がみられた[12]

用量・用法

  • 標準用量は300-600mgである。この用量は、運動前の600mg摂取で、"最大筋力を強化"を示すエビデンスと、二つの"成長ホルモン分泌の促進”を立証する研究を元にしている。アスリートの1回分に適した用量である。
  • 認知症の症状緩和を目的とした調査のほとんどは、1200mg(400mgx3)/日の用量を使用する。これより低用量が、どの程度効果的であるか調べられていないが、1200mgが一貫して認知機能の改善を見せている。健常者の場合は、コリンが過剰になりやすいため、100-300mg/日が一般的に勧められている。

副作用・安全性

  • 米国食品医薬品局(FDA)により、一般に安全であると認められるGRAS(Generally Recognized as Safe)に分類
  • 米国実験生物学会連盟(FASEB)が安全性を評価した調査によると、ラットにおける有害な影響が出ない最大量(NOAEL)は、26週間、150mg/kg[4]。ヒトに換算すると、約24mg/kgに相当(50kgのヒトで1200mg)。
  • 脳卒中や一過性脳虚血発作の患者2044名に、発作後28日間、1000mg/日、その後5ヶ月間、1200mg(400mgx3)/日の経口投与を行った臨床治験では、44名の患者(2.14%)が副作用を報告した。その内容は、胸やけ(0.7%)、吐き気(0.5%)、不眠-興奮(0.4%)、頭痛(0.2%)である[14]

コスパ最強アルファGPCは?

ブランド経由価格(円)含有量(合計)300mg/日換算
Doctor's BestIherb20639g(150mgx60)+ホスファチジルセリン(100mgx60)68円
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nootropicsdepot自社150015g(バルク)30円

ホスファチジルセリンも含有している『Doctor's BestのアルファGPC』がコスパ最強

追記:Doctor's Bestのを1カプセル300mgで計算していました。間違いを指摘して頂きありがとうございました。

Ceretorpicは、50%に薄められているので15gで計算してます。一番安いですが、Iherbと違い送料が無料にならないし、バルクなので減点!