カフェインは老化を加速させる?

金曜日, 5月 26, 2017

カフェイン パウダー

ライフ・サイエンシズ大学のTucker, Larry教授の最新研究によると、カフェインの消費量が高い人ほど、生物学的な年齢の指標であるテロメアが短いことがわかりました。

Caffeine consumption and telomere length in men and women of the National Health and Nutrition Examination Survey (NHANES)

コーヒーとカフェインは反対の性質を持つ

最近の大規模研究では、コーヒーの摂取量と死亡率低下(心疾患・脳血管疾患・呼吸器疾患などの病気)の関係性が示唆されています。またカフェイン抜きのコーヒーでも同じような効果がみられることから、死亡率低下は、カフェインによるものではないと推測されています。いくつかの研究では、明らかにコーヒーに含まれる成分が、カフェインの有害作用を抑えていると主張しています。

コーヒーとカフェインは多くの人に好まれ、健康に関して研究が行われていますが、テロメアに関しての研究は極わずかです。ある最新調査では、カフェインがテロメアの長さに悪影響を与えると示唆しています。

カフェインとアルコールは、染色体「老化の指標」に影響(WIRED)


Tucker, Larry教授の調査では、NHANES(全国健康栄養調査)によってデータが取られた5926名(20–84歳)を元に、カフェインの摂取量とテロメアの長さの関係を調べたところ、

  • カフェイン消費量が高いほど、テロメアが短い
  • コーヒの消費量が高いほど、テロメアが長い

という反対の性質を持つことがわかりました。

100mgのカフェインにつき35.4塩基対短くなります。反対に、コーヒー一杯分につき33.8塩基対長いことがわかりました。

一般的なアメリカ成人と比べると、日に一杯をコーヒーを飲む人の方が平均2.2年も細胞年齢が若いことになります。

テロメアとは

テロメア
テロメアやテロメラーゼは、細胞の老化や不死化と呼ばれる現象に重要な役割を担っており、これを介して生体の恒常性維持やがん化とも密接に関連していると考えられている。(wiki)

この調査で、テロメアと関係性が見つかった点

  • 家を借りている人はテロメアが短い
  • 運動を積極的にしていると報告している人の方が明らかに長い
  • 肥満の人はテロメアが短い
  • タバコを吸う人ほどテロメアが短い用量依存性がある

いろいろな要因が関わってくるとみられるので『カフェイン摂取=テアメロが短い』ということは、まだ断言できないようです。例えば、カフェイン摂取が高い人は、コーラとかを頻繁に飲む人が多いと思うので、不摂生が関与している可能性あるかもしれません。

しかし、2013年にも同様な結果も見られているので、カフェインがテロメアに対して悪影響(老化)をもたらす可能性は高い感じです。

まとめ

カフェイン単体は細胞老化を加速させるということが示唆されています。そしてコーヒーに含まれる物質が、その害を緩和しているのではないかと推測されています。

とういうことで、長生きしたければカフェインレスコーヒー(IHerbアフィリエイトリンク)が最強かもしれません。コーヒー代わりに、粉末やタブレットでカフェインを毎日摂取している人も多いと思いますが、健康に良いと言われる研究はコーヒーを対象としたもので、カフェインは反対の作用を持つということです。

統計的にみると、カフェイン単体で摂取する、運動しない、タバコを吸う、ストレス環境下にいると、細胞レベルで「老化が加速される」可能性があるので注意したいですね。

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