71%のメラトニン・サプリメントはラベル表示違反!?

土曜日, 3月 18, 2017

メラトニン

2月15日に「Journal of Clinical Sleep Medicine」で発表された内容によると、71%のメラトニン・サプリメントがラベル表示通り(誤差10%未満)でないことがわかりました。

A new study suggests that the melatonin content of dietary supplements often varies widely from what is listed on the label.

新発見

液状・カプセル・チュアブルなどの、市販されている31商品を調べた結果、

  • 71%で、ラベル表示と83-478%の差
  • 26%で、ラベル表示されていないセロトニンの検出
  • 同じブランドの商品でも、製造ロット(一回の生産単位)によって最大465%の含有量に違いがあった
Melatonin content did not meet label within a 10% margin of the label claim in more than 71% of supplements and an additional 26% were found to contain serotonin.

全体的にラベル表示より大幅に含まれていることがわかりました。また、サプリメントでの販売で厳しく管理されているセロトニンも見つかり、知らずに摂取すれば深刻な副作用のおそれがあるとのことです。

今回は、セロトニンとメラトニンのみを対象にした検査だったので、他の物質が入ってる可能性もあるようです。なぜ、セロトニンが含まれているかに関しては、メラトニンと一緒に植物から抽出され、そのまま販売されている可能性が高いとみられています。

メラトニンだけではない

2015年に議論となっていましたが、ウォルマートやターゲットで販売されているハーブ系サプリメントをDNA検査で調べたところ、ラベル表示と同等のものだと判断されたのは21%しかありませんでした。残りの79%は埋め合わせのもの(Fillers)か使われているか、完全にDNAがマッチしていないという発表がされ米メディアでも話題となっていました。


スマドラとしても人気なイチョウ葉・セントジョーンズワート・チョウセンニンジンなんかも調査されたリストに含まれています。しかし、サプリメントの製造段階である程度DNAが破壊されるため、DNA検査の方法が間違っているという主張もされています。

https://ag.ny.gov/press-release/ag-schneiderman-asks-major-retailers-halt-sales-certain-herbal-supplements-dna-tests

ハーブ系のサプリメントを選ぶ際は

USP認定マーク

特にメラトニンやハーブ系に関しては、ラベル表示通りでないとみられるので、USP認定マークがついた商品を選ぶことが勧められています。USPは、製薬の品質基準を定めてる独立非営利団体です。

Labdoorの回し者ではないですが、メラトニン品質ランキングもあります。ただし、ラベル表示の正確性(Label Accuracy)を確認してみましたが、100%以上誤差があるサプリメントはないので(あっても10%程度)、今回のJournal of Clinical Sleep Medicineの発表と異なった結果となっています。

まとめ

ここ数年で人気急上昇しているメラトニンですが、ほとんどの商品でラベル表示通りでないようです。この調査の著書も警告していますが、セロトニンの吸収を阻害する抗うつ薬との摂取は控えた方が良いと思います。

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