カフェインとテアニンのスタック効果 - 最新研究

木曜日, 1月 12, 2017

タフツ大学(米)により、感情喚起時の「カフェイン+テアニン」スタック効果について研究が行われました。

Caffeine and theanine exert opposite effects on attention under emotional arousal.(2017/01)

概要

タフツ大学の学生36名が対象、4つのグループ(200mgカフェイン、200mgカフェイン+200mgテアニン、200mgテアニン、プラセボ)に分け、”感情喚起時の”視覚的注意力・気分・コルチゾール値を調べました。

今までのカフェイン+テアニン調査は、通常のメンタル状態で測定が行われています。しかし、カフェインはストレス反応の増強、テアニンは反対の性質を持ち、どちらもメンタルに影響することで知られています。

とういことで、感情喚起時に焦点を当て、スタックでのストレス反応・主観的な気分・認知機能について調べたわけですね。

結果・結論

コルチゾール値

コルチゾール値 カフェイン テアニン

120分時の唾液中コルチゾールは、カフェイン>>カフェイン+テアニン>>プラセボ>テアニンってな感じになっています。

0-60分の間は大きな変化はみられていません。0-60分の間は、休憩・アンケート・感情に作用しないドラマ鑑賞をしたりしている時間帯なので、当然の結果かもしれません。カフェインでも何もしなけらばコルチゾール値は上がないようです。

60-120分の間は、感情喚起させる画像 - 認知機能測定 - 感情喚起させる画像 - 認知機能測定 - 気分に関してのアンケート - 唾液採取の順番で調査されています。テアニンで明らかなコルチゾールの低下がみられています。

気分(ムード)のアンケート

カフェイン テアニン 気分 アンケート結果

「緊張-不安」(Tension)、「抑うつ-落ち込み」(Depression)、「怒り-敵意」(Anger)、「活気」(Vigor)、「疲労」(Fatigue)、「混乱」(Confusion)のスコアです。

スタックは緊張感を維持しつつ、怒り・疲労感・混乱を軽減するように良いようです。総合した気分障害のスコアでも、カフェイン単体より明らかに低くなっています。

視覚注意力の測定

hierarchical shape課題

上のような画像から、EなのかHなのか選択する課題で知覚処理の違いを調べました。カフェインは全体的な視覚情報を選ぶ傾向があり、テアニンは局所的な視覚情報を選ぶ傾向がみられました。

しかし、カフェイン+テアニンは通常時の知覚処理が維持されています。テアニンの方がトンネルビジョン(視野が狭くなる状態)になりやすいようですね。

Caffeine accentuated global processing of visual attention on the hierarchical shape task (p < 0.05), theanine accentuated local processing (p < 0.05), and the combination did not differ from placebo.

Attention Network課題


カフェイン テアニン Attention network task

中央の矢印の方向と同じボタンを押します(フランカー課題)。反応葛藤が生じた場合と無かった場合の反応時間から、alerting(刺激に備えて準備)、orienting(特定の情報を選択)、executive attention(反応競合の解消)の注意力の側面を計測したようです。

alerting/orientatingは関しては高い方、exectuvie controlは低い方が効率的に機能していることを示しています。

わかったこと

  • 感情喚起時でカフェインは「視覚的処理能力の向上」、テアニンは「鎮静効果」示す追加的エビデンス
  • スタックは単体とは異なる生理反応・注意力処理を示し、それぞれ単体がもたらす異なった視覚処理の特質を抑えあう
まとめ

ということで、カフェインとテアニンはバランスが重要。カフェインを摂取して数時間後に”疲労感がどっとでる人”、”ソワソワしてしてしまう人”にテアニンとのスタックがお勧めです。

自分の場合は、カフェイン100mg(Prolab)テアニン50mg(ドクターズベスト)+MCTオイル(ジャロウフォーミュラズ)を午前中に2回摂取してます。午後のカフェイン摂取は辞めました。午後のカフェイン摂取はプラセボだという調査もあるので・・・

テアニンは、焦燥感があるなら50mgを追加していく感じです。晩にも摂取しています。コルチゾール反応が弱まるので、晩に落ち着いて過ごしやすくなると思います。水溶性のはずなのにドクターズベストのは、水に溶けないので直接口に放りこんでます。

MCTオイルは、ジャロウもナウの米アマだと低評価なのと、量も少ないと思ってたので、次は新着できている「Sports Research, MCT Oil」のを買う予定です。米アマで28ドルでIherbだと3523円なので、10%セールなら同値、Iherbへの忠誠心クレジット(60日間で失効・・・)を含めれば米アマより安く買えます(笑)

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