ルテインで認知症予防になるのか?最新調査

金曜日, 12月 23, 2016

ルテイン ゲーム

2016年12月、イリノイ大学による「ルテインと結晶性知能」ついての調査結果が発表されました[1]

まず、結晶性知能とは

結晶性知能とは,過去の学習経験を高度に適用して得られた判断力や習慣(つまり経験の結果が結晶化されたもの)であり,流動性知能を基盤とするが,経験の機会など環境因子,文化因子により強く影響されると考えられている。(wikiまとめ)

過去の経験が土台であるため、加齢による低下が少ないのが特徴です、認知症の患者でも結晶性知能が保たれていることが多いそうです。

調査内容

結晶性知能と血液のルテイン濃度には関係がるのでは?という仮説の元に調査が開始されました。

対象は、認知症でない65-75歳の高齢者76名。血清ルテイン値、結晶性知能、側頭葉の各部の灰白質ボリュームの測定が行われました。

結果・結論

血清ルテイン値が高い高齢者ほど、結晶性知能が高く、また右海馬傍皮質(right parahippocampal cortex)のボリュームが大きいことがわかりました。

First, higher serum lutein levels were associated with larger volume of one region within the temporal cortex, the right parahippocampal cortex
Second, higher serum levels of lutein associated with superior crystallized intelligence
Third, mediation effects were estimated for the right parahippocampal cortex.

ルテインには抗酸化作用、抗炎症作用、細胞膜の調整機能があることが示唆されており、さらなるメカニズムの解明が必要だとしています。また、長期的摂取で認知症予防になるのか注目されています。

ゲームに効果あり?

最近の調査では、10-20代を対象とた健常者にも効果を示すエビデンスがあります。カフェインのような刺激薬と違ったアプローチを取り、若者でも計測可能なほど「視覚の処理能力」に違いをもたらすとしています。

ジョージア大学による健常者を対象とした調査によると、高いルテイン値の被験者に以下の結果がみられました。

  • 高齢者を対象に認知課題時に脳活動を計測したところ、効率的な脳活動(2016年)[2]
  • 20代の被験者で視覚処理の向上(2015年)[3]
  • 20代の被験者でタイミング正確性・反応速度の向上(2014年)[4]
まとめ

若年健常者を対象としてた調査で、視覚処理の向上結果がでています。なので東京ゲームショーでも売られていたりしています。調査では、商標は使ってないのと、サンプルサイズが二つの調査とも約100名なのでエビデンスとしては強いです。

視覚処理能力が低い女性とかに限定したら、すごく効果がありそうな感じがします。20mgルテイン+4mgゼアキサンチンを含むDoctor's Bestがコスパ最強なのでお勧めです。

  1. Parahippocampal Cortex Mediates the Relationship between Lutein and Crystallized Intelligence in Healthy, Older Adults
  2. Relationship of Lutein and Zeaxanthin Levels to Neurocognitive Functioning: An fMRI Study of Older Adults
  3. A randomized placebo-controlled study on the effects of lutein and zeaxanthin on visual processing speed in young healthy subjects.
  4. A Double-Blind, Placebo-Controlled Study on the Effects of Lutein and Zeaxanthin on Neural Processing Speed and Efficiency

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