呼吸リズムが恐怖や記憶力に影響することが判明

日曜日, 12月 11, 2016

「呼吸リズムが与える記憶力・恐怖への影響」の調査が、2016年12月7日にノースウェスタン大学により発表されました。

鼻呼吸で記憶力の向上?

この研究での新発見は、

  • 呼吸時の脳活動を調べたところ、鼻呼吸で息を吸ったときに脳が刺激されることが”初めて発見”
  • ヒトを対象に、鼻で息を吸ったときのみ、感情の認識処理・記憶力が向上
  • しかし、口呼吸では効果ないことが判明

活発的な呼吸(Active Breathing)は、嗅覚、感情、記憶力に影響がある大脳辺縁系に刺激を与えることがわかりました。特に活動が大きかった部位は、感情の処理と関連する「扁桃体」、記憶と関連する「海馬」、嗅覚と関連する「嗅皮質」です。

実際の調査では、鼻呼吸で息を吸っている被験者の方が、特定の感情をみせる画像の感情認識の処理速度が向上しました。また、その後に物体を覚えているか測定したところ、鼻呼吸で息を吸っている被験者の方が、物体を覚えていることがわかりました。

これらの結果から、恐怖を感じるような危険的な状態にあるとき、鼻呼吸を速めることで脳機能が高まり、対処しやすくなると述べられています。また、呼吸を意識する瞑想とも関連があることを推測しています。

海外での反応

  • 呼吸方法などを教えるWim Hofの専門分野だ
  • 意図的に恐怖刺激を与えて、呼吸を速めることで、革命的な先延ばし癖の治療になるかもね
  • ベルガモットラベンダーなどのアロマセラピーをしている時の方が、勉強が捗る理由をやっと理解したよ

動物だと、縄張りだを、匂いだけでなく視覚情報とつないで覚えるはずですよね。研究では触れれていませんが、ヒトでもそういう機能が備わっているということでしょうか。

動物のようにクンクン鼻呼吸を速めて香りを吸えば、海馬を刺激し、長期的に覚えたい視覚的な記憶には良いのかもしれません。嗅覚にかなり差はありますが(笑)

  • Rhythm of breathing affects memory, fear

関連記事