バコパって健常者に効果あるの?
土曜日, 11月 05, 2016
パコパについては、健常者に対して、認知機能向上を示す”エビデンスがある”数少ないスマドラです[2,3]。しかし、「効果がない!」とうい調査結果も存在します。そんな中、健常者を対象にした最新調査(2016年10月)が発表されました[1]。
調査内容
19-22歳の医学生が対象、6週間、150mgのバコパ(Bacognize®)を日に2回を摂取するグループとプラセボ群に分け、さまざまな認知機能課題を行い調査をしています。
バコパ群にみられた結果をまとめると、
- ワーキングメモリ、注意力の向上(Digit Span)
- 瞬間的な言語理解、想起能力の向上(Logical Memory, Memory Span)
血液の変化もみられています
- カルシウム濃度の上昇
- 総コレステロール値の減少(しかし、プラセボ群と比較したら統計的に十分ではない)
海外ネットの反応
基準値となる摂取する前の測定で差が大きいので(プラセボ群の方が全体的に高い)、”統計的に間違いが生じやすい”ということも指摘されています。例えば、ロジカルメモリ課題でもバコパ群は3.4で、プラセボ群は5.5が基準値です。
Bacognizeの体験談は?
Bacognizeの主な特徴は、有効成分であるBacosideが45%に標準化されています。米アマゾンでも人気ですが、スマドラ企業で、この商標がよく選ばれています。
20週間以上は推奨されてない
ハーブ系は懐疑的だったけど、本当に効果を感じています!慢性的な肝臓の病気があります。医者に聞いたり自身で調べても、バコパには、深刻な悪影響をもたらす相互作用はないようです。また、メニエール病持ちでもあります。メニエール病からのブレインフォグにも効果があるようで、摂取時に頭がより冴えるようになりました。WebMDでは、短期間(20週間)のみの摂取を推奨しているので、その後は断薬して、ブレインフォグが再発するか経過をみたいと思います。
落ち着いた性格に
一週間摂取を継続すると、苛立ちやストレスが緩和されているのを感じます。そして、記憶力も少し良くなっている気がします。気分は、安定するように思います。なんというか、”楽観的”や”平穏”という感じです。最初は、鎮静的な効果をマイナスだと感じていましたが、日に日にマシになってきています。躁病のような人や、ストレス感じる人にお勧めします。精神安定剤のような薬ではないから、間違わないでね。でも、自分には確実に記憶力、気分、認知機能にある程度の効果を感じています。
”バコパで無気力になる”という報告も多くありますが、どうしてもBacognizeの商品を試してみたいという人は、VITACOSTで安く購入できます。IherbではHImalayaのバコパが人気で好評のようです。自分も次回に試してみたいと思っています。
- Efficacy of Standardized Extract of Bacopa monnieri (Bacognize®) on Cognitive Functions of Medical Students: A Six-Week, Randomized Placebo-Controlled Trial(2016)
- The acute effects of an extract of Bacopa monniera (Brahmi) on cognitive function in healthy normal subjects
- Chronic effects of Brahmi (Bacopa monnieri) on human memory
