メラトニンで悪夢を見やすくなるって本当?

水曜日, 11月 30, 2016

トレンド上昇中で、スマドラ人気トップ5に入るのがメラトニンです。しかし、「悪夢を見やすくなる」という副作用が報告が多くあります。

メラトニンの安全性

日本では販売禁止になっているのもあり、サイトや掲示板で、安全性について注意喚起をしている人が多い感じがします。

海外では、最も信頼されれているソースのメイヨー・クリニックで、以下のように書かれています。

Melatonin is likely safe when taken by mouth in commonly studied doses for up to three months, typically 1-20 milligrams. In children, melatonin is likely safe for long-term use in recommended doses.

調査されている1-20mgの用量で、3カ月までは安全であるだろう。子供では、推奨される用量おいて長期的使用でも安全であるだろう。

「likely safe」は5段階評価のうち、最も安全性が高い表現です。アメリカでは、子供向けのタブレッドグミでも販売されていたりします。米アマゾンでみると種類も豊富なんですよね(サプリ系は米アマゾン経由で購入できません)。

医者による説明

睡眠医学を研究しているスタンフォード大学の准教授Rafael Pelayo医師によると、メラトニンが原因で悪夢を引き起こすことは考えにくいと述べています。

しかし、一般的に睡眠障害を抱える人がメラトニンを摂取します。睡眠の質が改善し、起こるのが、レム睡眠が反跳的に増加する「レム睡眠の反跳(REM rebound)」です。それにより、レム睡眠が増加し、夢を見やすくなる可能性があるそうです。

比較試験の調査では、”健常者”が摂取してもレム睡眠が増加したり、夢を見る回数が増えるという報告はありません。故に、「メラトニンで悪夢を見る」という副作用はありません。もし「悪夢を見るようなら、用量を減らすべき」とういことが述べられています。

(米医学誌のハフィントン・ポスト)

まとめ

医師の言ってることが本当かと思って軽く調べてみましたが、睡眠障害を持つ患者に対しては、レム睡眠が"大幅に増加"することが、2重盲目で行われた調査で明らかとなっています[1]

夢を見ていない人が急に見だすので、副作用として報告している人が多いんじゃないでしょうか。夢のほとんどは支離滅裂で、怖い夢ほど覚える傾向がありますからね。メラトニンの用量に関しては、0.3-0.5mgが健常者には効果的であるとみられているので、用量には注意が必要です。

  1. Melatonin in patients with reduced REM sleep duration: two randomized controlled trials.

関連記事