無気力にはフェニルピラセタムが効果的?

日曜日, 10月 30, 2016

ラセタム系のスマドラ調査は、主にロシアで最も行われています。ロシアで調査されたフェニルピラセタムの臨床試験の結果をまとめています。

無力症・慢性疲労の治療効果

21-41歳の患者を3つのグループに分け、フェニルピラセタム(Phenotropil)の臨床試験を行いました。

  1. 68名(36名の無気力症、32名の慢性疲労症候群)
  2. 65名(45名の無気力症、20名の慢性疲労症候群)
  3. 47名(29名の無気力症、18名の慢性疲労症候群)

グループ1は、50mgのフェニルピラセタムを日に2回の摂取。初めの週の間、日の合計用量を体重を元に200-250mgまで増加させ、用量による違いも調べられています。グループ2は、400mgのピラセタムを日に3回の摂取。グループ3は、Phenotropilに似せたプラセボをグループ1と同様のスケジュールで摂取しています。

ほとんどのグループ1の患者は、100mg/日で、”活力を感じる”、”ブレインフォグが消えた”などの主観的な治療効果を報告しています。ある患者では、健康状態に支障をきたすことなく、睡眠時間が1.5時間の減少がみられました。フェニルピラセタムによる治療後、全ての患者に対して、無気力症・慢性疲労の軽減がみられました。


グループ1は2と3に比べ、記憶力、注意力課題で大幅に向上しました。フェニルピラセタムによる治療効果は、無気力症に83.3%、慢性疲労症候群に対して87.5%。一方、ピラセタムは、無気力症に55%、慢性疲労症候群に55%の効果を発揮しています。フェニルピラセタムは、器質性脳症候群や神経症性障害の、どちらに対しても高い効果をみせています。器質性により高い治療性効果がみられたことから、刺激性作用があるものの、フェニルピラセタムはヌートロピックであるということを示しています。

3週目に、グループ1の2人の患者は、性活動の高まりが原因で薬の摂取を断りました。ネガティブな効果と捉えず、80%の患者で性活動の向上が確認されています。また、150-300mg/日で、苛立ち・不安感・睡眠の妨げなどの副作用が報告されています。これらの副作用の報告は、最初の14日間だけで、その後みられなくなっています。

青年期の無力症の治療効果

無気力状態にある青年における、フェニルピラセタムの認知機能への効果と、脳の血流を調べた調査です。疲労、苛立ち、うつ、感情の浮き沈み、注意力の低下、記憶障害、頭痛を報告する14-17歳の39名を対象にしています。二つのグループに分け調査が行われました。

グループ1は、30日間、400mgのピラセタムとマルチビタミンを日に2回摂取しました。グループ2は、30日間、50mgのフェニルピラセタムを摂取しています。


結果、グループ1では脳内の血流変化がみられなかったが、グループ2では血流の増加がみられました。両グループで認知機能の向上がみられたが、フェニルピラセタムのグループの方が、明らかに1-2回目の測定での合格率が高くなっています。

健常者を対象にした調査

9名の健康な特殊部隊の軍人を対象にし、NIKA-3と、フェニルピタセラムのスタックで身体的なパフォーマンスを比較しています。

比較薬は以下の3つです。

  • NIKA-3ブレンドについては詳しく書かれていませんが、ジペプチドから作られたスマドラ作用がある自然由来のもとのしています。フェニルピラセタムを朝と正午に200mgを日に2回摂取し、就寝1時間前にトリプトファン4.5gか、メラトニン15mgを摂取するグループに分けられています。NIKA-3は、日に2回、トレーニング前に摂取しています。

    10日間後、stabilometric platformという、視覚情報から正しくアウトプットができるか計測する機械を使っています。重心動揺検査において、フェニルピラセタム+メラトニンは効果がなかったのに対して、フェニルピラセタム+トリプトファン、NIKA-3は大きく向上をみせています。


    まとめ

    フェニルピラセタムは無気力の治療目的に調査され、治療効果をみせているようです。個人的に思うのは、刺激性の高いスマドラは、自転車でいう最初のペダルを踏むのに利用できると思います。フェニルピラセタムは耐性がつきやすく、脳内の神経伝達物質バランスを変化させるので用量や休薬を入れるなどの注意が必要です。

    https://topbrainboosters.com/phenylpiracetam-study/

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